ウッドデッキが欲しい!

あれは20代前半の頃でした。芸人という夢を持つ素敵な彼に出会いました。私が社員で彼がアルバイト。職場が同じだった私達はある日突然意気投合。
あっという間に恋人同士になったのですが、付き合いはじめて3ヶ月も経たない頃彼が突然の告白をしてきたのです。「実は多額の借金があるんだ。
3桁ほど。」驚きながらも社会に出たばかりで世間知らず、借金とも無縁の生活を送っていた私にはその金額はいまいちピンと来ませんでした。
すると彼がこう言いました。
「俺絶対芸人になって有名になってお前の事を一生幸せにしたいと思ってる。まとまった金をいくらか返済すれば利子も少なくなる。今月中に返すからとりあえず30万貸してくれないか。」今考えてもバカみたいな話です。それでも更にその上をゆくバカな私は彼の言葉に感動の涙さえ浮かべポーンと渡すこととなったのです。
そして、その月が終わろうとする頃彼に返済の話を持ちかけると返済はしてくれず、とあるデパートのローン契約機で借り入れが簡単に出来ることを教えられ、また前回と似たような殺し文句を並べられ嬉しさで私名義でカードを作る羽目になり‥。それでも結婚に憧れていた私はそう遠くない未来を信じていました。
一方の彼は芸人になると言っているだけでこれといった活動もせずバイトを転々としただただ生活に困っていました。
そんなことから私はアパートを引き払い彼と同棲すること2年。その頃には私名義で借りたお金が150万になっていました。ついに返済の期日も間に合わずいよいよ無理とお互い帰郷。
その頃には彼は無気力の状態。芸人になる夢もどうでも良くなっており新しい仕事を始めたと言っては辞めることを繰り返し、ようやく私も決心をし、毎月1万でもいいから返してもらうという条件を出しました。
しかし別れた後2~3回振り込まれただけで返済ストップ。理由を聞くと「仕事を辞めたから。」呆れるという言葉はこのような時に使うと知りました。
なんというか、この人と関わっているとろくなことがない気がして、常に負のオーラをまとってしまう気がして、「何か縁起が悪いからもう返してくれなくていいや。」と私の約150万はほとんど彼から返済されることなく私名義の借金として手元に残ることになりました。それからは私もこんな男に捕まるまいと必死に仕事を掛け持って返済したことは言うまでもありません。お金と男には要注意
高い高い授業料でした。
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